いつも散らかり放題なおうちで起きたこと
みなさん、お部屋は綺麗ですか?
とある女性の体験談。今住んでいるお家がどうやら散らかっている様子で、散らかる理由としては掃除が嫌いだから・・・というわけではなく、掃除が苦手だと言います。
家事の中でも特に、掃除が苦手でした。なぜなら、掃除をやるなら完璧にキレイにしたい! 中途半端はイヤなのです。しかし常に時間に追われていたため、「時間が十分とれたときにやろう!」と思っているうちに、自宅は散らかり放題の状態に。掃除は好きなのに、苦手、下手なのだと初めて自覚したのでした。
女性は自分は掃除が苦手なんだという自覚を持ち、結婚後はこまめに掃除をすることで綺麗さを保っていたようです。
しかし子どもが生まれると、育児やつわりなどの影響から掃除もおろそかになってしまったとのこと。
それから時は過ぎ、結婚を機に10年を超えた一人暮らし生活も幕を閉じます。一人暮らし生活の中で判明した「掃除が苦手」という自己認識を活かし、夫との共同生活が始まってからはこまめに掃除をするように心がけました。おかげさまで突然の来客も歓迎できる、清潔な空間が保たれていたのです。
しかし、長男が生まれ、初めての育児が始まり、さらに長男が2歳になる前に次男の妊娠が判明し、ひどいつわりに耐えながらの長男の育児…そしてデフォルトの家事が重なりました。
またも私は完全にキャパオーバーしてしまったのです。徐々に掃除に手が回らなくなり、部屋は散らかっていきました。
この女性は、現状に妥協しているわけではなく掃除できなかったことを後悔し眠れない日もあったそう。それでもやるなら「ピカピカに!」ということを目指していたので、なかなか掃除を始めることができませんでした。が、ついに女性は夫と子どもが出かけた日に大掃除を決行することに・・・。
そんなある日、夫から息子2人を連れて水族館へ遊びに行く“男3人旅”の計画を提案されました。もちろん私は大賛成! だって、彼らは夕方まで帰りません。1日あれば、思いっきりリビングの掃除ができます。
彼らを見送ると、すぐにリビング&子ども部屋の掃除に取り掛かりました。
リビングの掃除も無事に終え外出していた家族は帰宅。当然、家を綺麗にしたことに対して褒められると思っていた彼女が、帰宅した子どもから思わぬひとこと発せられます。
「ママ・・・どこかへ行っちゃうの?」これは辛いw
美しく生まれ変わったリビング&子ども部屋を見て、
長男:「ママ…どこかへ行っちゃうの?」
と声を震わせながら、涙目で言うのです。
予想外の事態に、戸惑ってしまいました。長男によくよく話を聞いてみると、掃除をするのはお盆やお正月に帰省する前だけだと思っていたらしいのです。実家が遠方にあるため、長期休みには1週間以上家を留守にするのがわが家のパターン。
ところが、いつもと違う時期に一人で突然掃除をしたので、「ママがどこか遠くへ出かけて行ってしまう」と思ったようなのです。
この女性はそれからこまめに掃除するようになったといいます。掃除に対して褒める言葉は無かったものの、涙目で子供にこんなことを言われると、悲しさを与えてしまったことと同時に愛を感じれる嬉しさがこみ上げてきますね。大好きな子どもにこんなこと言わさないように、日頃からこまめにお掃除はしておきたいところですね!
(References:https://limo.media/articles/-/16736?page=4)