目の青い人は何故生まれたのか・・・
これまで目の青い人は、美しさや神聖さなどといった理由で羨望の眼差しを受けていました。
では、青い目の人間はなぜ生まれたのでしょうか。
遺伝子変異
目の青い色は、約6~1万年前に起きた遺伝子変異の結果だそう。この変異が発生すると、メラニンの生成を妨害し、青い目になります。
現代の青い目の人々はDNAの同じ場所に同じ遺伝的変異を持っているようで、ということはつまり、祖先が同じということを意味しています。
青い目と黒い目を比較したら
青い目の人は角膜が非常に敏感で、特定の目の病気にかかりやすいそうで、これはメラニンが少ないせいだと言えます。メラニンは我々を有害な紫外線から守ってくれています。
青い=メラニンが少ないということなので、光に対し敏感になってしまい、神経の興奮、片頭痛なども引き起こす可能性が高まるようです。
エイリアン説も
神話によると、古代の神々も青い目をしていたとのことで、青い目を神々から受け継いだのではないか・・・という言い伝えもあるようです。
オッドアイ
稀に、片方の目のみ色味が薄かったり青かったりすることがあります。これを虹彩異色症(オッドアイ)と言います。
猫や犬のほうがなりやすいようですが、人も十分になる可能性があります。先天性な特徴として現れたり、色々な病気による虹彩の損傷によって現れるとのこと。はた目から見ると綺麗な目という印象を持たがちですが、実際は刺激に弱いなどの特徴もあるので、我々が憧れている理想の目と現実は異なるのではないでしょうか。